「不動産一括査定って便利そうだけど、やめたほうがいいって話も見る。」
私も調べ始めたとき、ここが気になりました。
無料で複数社に査定を頼めるのは便利です。でも、電話が増えたり、高い査定額に振り回されたりするなら、使わないほうがいいのでは?とも思います。
今の私は、自宅を3,640万円で売り出し、その後3,590万円、3,540万円、現在は3,490万円。三井のリハウスに専属専任でお願いしています。
査定資料や近隣の競合物件、掲載ページのアクセス数など、調査はしっかりしていると感じています。ただ、値下げや写真の差し替えは、こちらから提案して動いてもらう場面が多くありました。
契約満了を前に、私は「他社ならこの家をどう売るのか」を聞いてみたいと思っています。
まだ一括査定へ実際に申し込んだわけではありません。だからこの記事では、使ったふりはしません。
一括査定は、使い方を間違えると疲れる。でも、目的を決めて使えば会社比較にはかなり使えそう。
公式サイトを確認しながら、私が「ここは嫌だな」と思った点と、それでも使おうと思っている理由をまとめます。
※この記事には外部サービスへの導線があります。広告掲載の考え方は「広告・アフィリエイトについて」をご確認ください。
私が気になったデメリットは、この7つ
- 複数社から電話・メールが来る可能性がある
- 高い査定額に気持ちが引っ張られやすい
- 査定額=売れる価格ではない
- 地域や物件によって候補会社が少ないことがある
- 比較する会社が増えるほど時間がかかる
- 営業を断るやり取りが必要になる
- 今の媒介契約中なら、動き方を確認する必要がある
1.複数社から電話・メールが来る可能性がある
一括査定で一番気になる人が多いのは、たぶんこれです。
一度に複数の不動産会社へ査定依頼するサービスなので、選んだ会社からそれぞれ連絡が来る可能性があります。
リビンマッチの公式記事でも、「複数社から一斉に連絡がきた」「不動産会社から何度も電話やメールがきた」という利用時の注意点が紹介されています。
私は電話が続くのがあまり得意ではありません。
だから、最大6社だからといって6社全部には頼みません。
最初は2〜3社。
これなら、各社の話を聞いて比較できる範囲だと思っています。
HOME4Uは、物件条件に合う会社を表示し、その中から査定を依頼したい会社を自分で選ぶ仕組みです。公式サイトでは「依頼した会社以外からの連絡は一切ありません」と案内しています。
電話が気になる方は、「一括査定で電話が大量に来る?」で、申込み前に私が確認したことを詳しく書いています。
2.高い査定額に気持ちが引っ張られやすい
査定額が3社から届いて、
- A社:3,700万円
- B社:3,500万円
- C社:3,350万円
と並んだら、3,700万円の会社に頼みたくなります。
私も売却前なら、かなり惹かれたと思います。
でも今は、まず「なぜ3,700万円なのか」を聞きます。
査定額は、その会社が算出した目安です。査定額そのものが売却価格を保証するわけではありません。
イエウールの公式サイトでも、複数社から査定額だけでなく「価格の根拠」を聞いて比較することが大事だと案内されています。
私は実際に3,640万円から3,490万円まで価格を見直してきました。
最初の数字だけで会社を選ぶより、「その金額で何週間見るのか」「反響が弱ければ何を変えるのか」まで聞いたほうがいいと感じています。
査定額の見方は、「家の査定額はなぜ違う?」にまとめています。
3.査定額=実際に売れる価格ではない
ここは、2番目と似ていますが少し違います。
「査定額が高い会社を選ぶ」だけでなく、「その査定額が成約価格だと思い込む」ことも避けたいです。
実際の成約価格は、売出価格、買主の反応、競合物件、交渉などで変わります。
リビンマッチも、査定額は売却価格と同じではない点を注意事項として挙げています。
私の売却でも、価格は何度も見直しました。
査定を取るときは、「いくらで売れそうか」だけではなく、
- 最初はいくらで出すのか
- その価格でどのくらい反響を見るのか
- 値下げ以外に何をするのか
ここまで聞きます。
4.地域や物件によって、候補に出る会社数が変わる
「最大6社」と書かれていても、必ず6社出てくるわけではありません。
リビンマッチも、エリアや物件種別によって依頼できる会社数が変わると案内しています。
提携会社数が多いサービスでも、自分の地域・物件で査定できる会社が少なければ、候補は限られます。
なので私は、「提携2,500社だから絶対こっち」とは決めません。
実際の申込み画面で、自分の家にどんな会社が出るかを見ます。
HOME4U・イエウール・リビンマッチの違いは、3サービス比較記事に整理しています。
HOME4Uを候補にするなら、「評判は?怪しい?電話はしつこい?」を公式情報で確認した記事も読んでから決められます。
HOME4Uを使う場合のフォーム入力で「どれを選べばいい?」となったら、査定理由・売却時期・机上査定の迷い方を整理した記事もあります。
5.比較する会社が増えるほど、時間がかかる
一括査定のメリットは、複数社を比較できることです。
でも、比較する会社が増えれば、電話、メール、査定書、説明の時間も増えます。
3社なら3社分。
6社なら6社分。
仕事をしながら売却している人には、けっこう負担になると思います。
私は、数を増やすより「違うタイプの2〜3社」にします。
- 大手1社
- 地元で戸建て売却に強そうな会社1社
- 提案内容が気になる会社1社
これくらいなら、同じ質問をして比較しやすいです。
査定結果が出たあとの比較は、3社比較チェック表を作っています。
6.依頼しない会社には断るやり取りが必要
私はこれも少し面倒に感じます。
査定をしてもらったのに断るのは、なんとなく気まずい。
でも、査定を取った全社と契約することはできません。
リビンマッチの利用フローでも、査定結果や対応を比較し、納得した会社と媒介契約する流れになっています。
私なら、依頼しない会社には短く伝えます。
「査定とご説明ありがとうございました。比較した結果、今回は別の会社へお願いすることにしました。」
これで十分だと思います。
申込みから断り方までの流れは、「不動産一括査定の申し込み方」で詳しくまとめています。
7.今の媒介契約中なら、先に契約内容を確認する
これは、今の私に関係する話です。
私は三井のリハウスと専属専任媒介で売却中です。
専属専任や専任では、契約期間中に他社へ同時に売却を依頼できない制約があります。
私は契約満了後の候補を比べるために情報収集をするつもりですが、動く前に媒介契約書をもう一度確認します。
契約満了で会社変更を考えた理由は、「不動産会社を変えたい。でも本当に変えていい?」に書いています。
ここまで読んでも、私は一括査定を使うと思う
デメリットを書いてきましたが、私は今の状況なら使うと思います。
理由は、今の会社だけを見ていても、「ほかの会社なら何をするのか」が分からないからです。
今の三井のリハウスには、良いと感じている部分があります。
- 査定の出し方が丁寧
- 近隣の競合調査がしっかりしている
- アクセス数の変化を数字で確認できる
でも、担当営業がもう少し先に提案してくれたら、という気持ちもあります。
その差を確認するには、ほかの担当者の話を聞くのが早いです。
一括査定を使う目的は、「今の会社をやめること」ではありません。
今の会社を続けるかどうかを決める材料を増やすことです。
私なら、こう使います
- 最初は2〜3社だけ選ぶ
- 査定額より査定根拠を聞く
- 今の3,490万円をどう見るか聞く
- 値下げせずに変えられることを聞く
- 最初の1か月で何をするか聞く
- 3社比較チェック表に答えを書き込む
一括査定を使わなくてもいい人
私は、次のような人なら無理に使わなくてもいいと思います。
- 今の担当者にかなり満足している
- 問い合わせ・内覧が順調に入っている
- 売却方法や価格にも納得している
- 他社の意見を聞く必要を感じていない
- まだ売却するか自体が決まっていない
比較すること自体が目的になったら、時間だけ取られます。
一括査定が合いそうな人
- 初めて売るので会社の違いが分からない
- 1社の査定額だけでは不安
- 家がなかなか売れない
- 値下げが続いている
- 今の担当者から提案が少ない
- 専任・専属専任の契約満了が近い
- 大手と地元会社の両方を比べたい
私はかなり当てはまっています。
デメリットを知ったうえで、それでも他社を比較したい方へ
私は最初から6社全部ではなく、2〜3社だけ選んで同じ質問をするつもりです。HOME4Uでは、物件条件に合う会社から依頼先を自分で選べます。
※現在はHOME4U公式サイトへのリンクです。査定依頼は無料。最大6社の候補から依頼先を選べます。
申し込むなら、先にこの3つだけ決めておく
- 何社まで話を聞くか
私は2〜3社。 - 何を比較するか
査定額ではなく、販売方法と担当者。 - いつまでに決めるか
契約満了など、自分の期限を決める。
これだけ決めておけば、「せっかく6社出たから全部聞こう」と流されにくくなります。
よくある質問
Q.一括査定は使わないほうがいいですか?
複数社から連絡が来ることや、比較に時間がかかることが負担なら無理に使う必要はありません。会社を比べたい人には便利な仕組みです。
Q.電話がしつこかったらどうすればいいですか?
売却予定がない会社や依頼しない会社には、はっきり断ります。最初から依頼社数を絞るのも一つの方法です。
Q.査定額が一番高い会社は避けたほうがいいですか?
高いから避ける必要はありません。その金額の根拠を確認します。成約事例や競合物件を使って説明できるなら、検討材料になります。
Q.何社くらい比較すればいいですか?
私は2〜3社から始めます。大事なのは数より、各社へ同じ質問をして比較できることです。
まとめ|「一括査定はやめたほうがいい」ではなく、使い方を決めてから使う
一括査定には、面倒なところがあります。
電話やメールが増えるかもしれない。
査定額がバラバラで迷う。
断る会社も出てくる。
比較には時間がかかる。
それでも私は、今の状況なら他社の話を聞きます。
3,640万円から3,490万円まで価格を見直して、数か月で内覧2件。
このまま同じ会社を続けるにしても、別の会社へ変えるにしても、「ほかの会社ならどうするのか」を知ってから決めたいからです。
一括査定を使うなら、6社全部には頼まない。
2〜3社。
同じ質問をする。
査定額より担当者を見る。
私はこの使い方をするつもりです。
「デメリットは分かった。それでも比較したい」と思った方へ
次は、サービスの違いと候補会社を確認してみてください。私はまずHOME4Uを見て、候補が足りなければイエウール・リビンマッチも確認する考えです。
参考情報
・HOME4U公式サイト/はじめての方へ
・イエウール公式サイト/不動産一括査定のデメリット
・リビンマッチ公式サイト/不動産一括査定をやってみた
※この記事公開時点で、筆者は一括査定サービスへの申込み前です。実際に利用していない内容を体験談として記載していません。サービス内容は変更されることがあるため、申込み時に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
