「不動産会社を変えたい。でも、今までお願いしてきたのに途中で変えるのは感じが悪いかな」
私はしばらく、この気持ちがありました。
5月から自宅を売りに出して、最初は3,640万円。そこから3,590万円、3,540万円、今は3,490万円まで下げています。
お願いしているのは三井のリハウスで、専属専任媒介です。査定の出し方や近隣の競合物件、掲載ページのアクセス数など、調査はかなり丁寧です。そこは今でも良いと思っています。
ただ、数か月たって内覧は2件。値下げや掲載写真の差し替えも、こちらから「そろそろ変えたほうがよくないですか?」と提案して動いてもらうことが多くありました。
そこで初めて、私は「会社の調査力」と「担当営業が自分から動いてくれるか」は別なんだと感じました。
今の会社に大きな不満があるわけではない。でも、このまま同じ売り方を続けて本当にいいのか。
専属専任の契約満了が近づいてきた今、私は継続だけでなく、他社の話も聞いてから決めようと思っています。
この記事では、私が不動産会社の変更を考えた理由、契約満了前に見ている数字、次の会社を選ぶなら何を聞くかを、現在進行中の売却体験として書きます。
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先に、今の私の状況
- 5月から自宅を売却中
- 売出価格は3,640万円 → 3,590万円 → 3,540万円 → 3,490万円
- 三井のリハウスと専属専任媒介
- 数か月で内覧2件
- 査定・競合調査・アクセス分析は丁寧
- 値下げや写真変更は私から提案する場面が多かった
- 契約満了を区切りに、他社比較を検討中
不動産会社を変えたいと思った最初のきっかけ
最初から「三井のリハウスを変えよう」と思っていたわけではありません。
むしろ、大手ですし、査定資料や近隣物件のデータも細かく見せてもらえました。専属専任なら1社が責任を持って売ってくれるだろう、という安心感もありました。
気持ちが変わったのは、売り出して数か月たっても内覧が2件だった頃です。
「価格が高いのかな」と考えて価格を下げました。
それでも大きく状況が変わらない。
家の中の荷物もかなり減らしました。今なら写真を撮り直したほうが良いと思い、これもこちらから相談しました。
その頃から、「次はどうしましょうか」と私から聞くことが増えました。
調査結果は出てくる。でも、そこから何をするかは私が提案する。
この状態が続いて、「会社を変えたい」というより、一度ほかの担当者の考えも聞いてみたいと思うようになりました。
契約満了で変えるなら、後ろめたく感じなくていいと思うようになった
不動産会社を変えることに、私は少し気まずさがありました。
「ここまで資料も作ってもらったし」
「担当者にも悪いかな」
でも、家の売却は数千万円の話です。売れるまでの時間も、自分たちの次の住まいの計画も関わってきます。
人間関係だけで同じ会社を続けるのは違うな、と考えるようになりました。
専任媒介・専属専任媒介の有効期間は3か月以内で、更新は依頼者と不動産会社の合意に基づいて行われます。東日本レインズも、契約満了時の更新は合意に基づくもので、自動更新は認められていないと案内しています。
契約満了は、「続けるのが前提」ではなく、これまでを振り返って次を決める区切りだと考えると、少し整理しやすくなりました。
私はこの5つを見て「継続するか」を決める
1.アクセス数はどう動いたか
掲載ページがどれくらい見られているかは、三井のリハウスから共有してもらっています。
アクセスが少ないなら、そもそも候補に入っていないのかもしれません。
アクセスはあるのに問い合わせが少ないなら、価格や写真で止まっている可能性があります。
私は、価格変更の前後でアクセスがどう変わったかまで見ておきたいです。
2.問い合わせと内覧は増えたか
最終的に見るのは、やはり買主の反応です。
私の場合、数か月で内覧2件でした。
この数字を見て、「もう少し待てば増える」と考えるのか、「売り方を変える」と考えるのか。
私は後者も試したいと思っています。
3.値下げ以外の提案が出てきたか
3,640万円から3,490万円まで、すでに150万円下げています。
もちろん価格は大きな要素です。
でも、毎回「価格を下げる」だけなら、どこまで下げればいいのか分からなくなります。
写真、物件紹介文、広告の出し方、他社への紹介、内覧時の見せ方。
次の会社には、こういう価格以外の提案も聞きたいです。
4.こちらが言う前に動いてくれたか
今回、一番引っかかっているのはここです。
調査は丁寧です。でも、私の担当者については、こちらから言って初めて動く場面が多いと感じました。
値下げも、写真の差し替えもそうでした。
次にお願いする会社では、「反響が弱いので、今週はこれを変えましょう」と向こうから話が出る担当者かを見たいです。
5.次の3か月で何をするのか説明できるか
継続するなら、「もう3か月お願いします」だけでは決めません。
次の3か月で何を変えるのか。
価格はどう考えるのか。写真はどうするのか。どんな買主を狙うのか。内覧を増やすために何をするのか。
ここまで聞いて、今の会社の提案が一番納得できるなら継続もありだと思っています。
今の会社を続けるか迷っている方へ
私は契約満了までに、今の会社とは違う提案も一度聞いてから決めるつもりです。
一括査定を「高い査定額探し」ではなく、担当者と販売戦略を比較するためにどう使うかを書いています。
不動産会社を変えたほうがいいかもしれない、と私が感じる状態
私は、次のような状態が何か月も続くなら、少なくとも他社の意見は聞いてみたいです。
- 問い合わせ・内覧が少ない状態が続いている
- 値下げ以外の話がほとんど出ない
- 販売活動の報告はあるが、次の提案がない
- 掲載写真や広告がずっと同じ
- こちらから聞かないと動きが見えない
- 近隣の競合が変わっているのに売り方が変わらない
- 次の3か月の販売計画を聞いても曖昧
全部当てはまったら必ず変更、という話ではありません。
私も三井のリハウスに良いと感じている部分があります。
それでも、ほかの会社なら何をするのか聞いてみる材料にはなります。
逆に、今の会社を続けてもいいと思うケース
会社を変えること自体が目的になってしまうと、またゼロから説明し直すことになります。
私は、こんな状態なら継続を考えます。
- 反響が数字で増えている
- 担当者から改善提案が継続して出ている
- 写真・広告・価格を検証しながら変えている
- 内覧後のフィードバックを次に反映している
- 次の販売計画を具体的に説明できる
- 売主として担当者を信頼できる
「大手だから続ける」「地元だから変える」ではなく、これまで何をして、次に何をするかで比べたいです。
契約途中で変えたい場合は、先に媒介契約書を確認する
私は契約満了を区切りに考えていますが、「もう今すぐ変えたい」という人もいると思います。
契約期間中に変更を考える場合は、先に媒介契約書の解除や費用に関する条項を確認したほうが安全です。
国土交通省の標準媒介契約約款では、専任媒介の有効期間は3か月以内で、更新は依頼者と不動産会社の合意に基づくものとされています。契約期間中の解除については、事情によって費用の扱いが関係する場合があります。
途中で動くなら、今の契約内容を確認してから次へ進むほうが余計なトラブルを避けやすいです。
他社に査定を頼むなら、私はこの質問をする
次に話を聞く会社へ、私は今の状況を隠さず伝えるつもりです。
「3,640万円で始めて、今は3,490万円。数か月で内覧2件です」と。
そのうえで、こう聞きます。
- 今の3,490万円をどう見ますか?
- 価格を変えずにできることはありますか?
- 今の掲載写真で変えたいところはありますか?
- この地域で、どんな買主が候補になりますか?
- 最初の1か月に具体的に何をしますか?
- 反響がなければ何週間後に何を変えますか?
- あなた自身が担当した近隣の戸建て売却事例はありますか?
ここで見たいのは、査定額より答えの具体性です。
私の今の経験だと、数字を持っているだけでは足りないと感じています。その数字から「次はこれをやりましょう」と言ってくれる担当者を探したいです。
「会社を変えれば売れる」とも思っていない
ここは書いておきたいです。
不動産会社を変えたら、急に家が売れる。そんな保証はありません。
価格が相場から離れていれば、会社を変えても厳しいでしょう。
物件そのものに買主が気にする条件があれば、それも変わりません。
私が他社を比較したいのは、魔法のように売ってくれる会社を探しているからではありません。
今の条件で、違う売り方があるのかを知りたい。
それだけです。
もし他社の提案を聞いても、今の三井のリハウスの提案が一番良いと感じたら、継続する選択も普通にあります。
私なら、契約満了までにこう動く
- 今までのアクセス数・問い合わせ数・内覧数を整理する
- 今の担当者に「次の3か月は何を変えるか」を聞く
- 2〜3社ほど他社の査定と販売提案を聞く
- 査定額ではなく、提案内容と担当者を比べる
- 今の会社を含めて、次の3か月を任せたい1社を決める
今の私には、この順番が一番しっくりきています。
「他社ならどう売る?」を聞いてから決めたい人へ
一括査定を使うなら、私は査定額の高さより、担当者と販売戦略を比べます。サービスごとの違いや、私なら何社に頼むかはこちらにまとめました。
よくある質問
Q.専属専任の契約満了後は、別の会社に変えてもいいですか?
契約満了後に更新するかどうかは、売主と不動産会社の合意で決めます。更新しないで別の会社へ依頼する選択もあります。現在の契約内容や、すでに紹介を受けた買主との関係などは確認しておいたほうが安心です。
Q.不動産会社を変えると、最初からやり直しになりますか?
新しい会社への説明や査定は必要になります。ただ、これまでの価格推移、問い合わせ、内覧結果を伝えれば、その情報を踏まえて次の販売方法を考えてもらえます。
Q.大手から地元の会社へ変えたほうが売れますか?
大手か地域密着かだけでは決められません。私なら、その地域の戸建て売却実績と、担当者が具体的な販売案を出せるかを見ます。
Q.査定額が高い会社に変えたほうがいいですか?
私は査定額だけでは決めません。その金額の根拠と、今の価格で売れない場合に何をするのかまで聞いて比べます。
まとめ|不動産会社を変えたいと思ったら「今の会社が悪いか」ではなく「次に何をするか」で比べる
三井のリハウスには、調査やデータ分析など、良いと感じているところがあります。
それでも私は、契約満了で他社の話を聞きます。
理由は、今の会社が悪いからではありません。
数か月売却して、価格も150万円下げて、内覧は2件。
ここまで来たら、「このまま続ける」という判断にも、「変える」という判断にも、もう少し材料が欲しいからです。
私が次に見るのは、査定額ではなく担当者です。
こちらが言う前に動いてくれるか。
売れないときに、価格以外の案を出せるか。
次の3か月をどう使うか、具体的に話せるか。
その答えを比べてから決めます。
参考情報
・東日本不動産流通機構「媒介契約制度」
・国土交通省「標準媒介契約約款」
※三井のリハウスや担当者についての記載は、筆者個人の売却活動で感じたことです。会社全体・他の店舗・他の担当者の対応を示すものではありません。
※契約途中での解除や費用負担は契約内容・事情によって異なるため、媒介契約書をご確認ください。
