家の査定を申し込もうとして、最後のボタンで止まる。
「本当に無料?」
「申し込んだ瞬間、知らない番号から電話が何本も来ない?」
「査定してもらったら、その会社に売却を頼まないといけない?」
私も今、まさに他社比較を考えているので、この不安はよく分かります。
自宅は3,640万円で売り出し、3,590万円、3,540万円、現在は3,490万円。三井のリハウスに専属専任でお願いしていますが、契約満了を前に「ほかの会社なら、この家をどう売るのか」を聞いてみたいと思うようになりました。
ただ、私はまだ一括査定を実際に申し込んだわけではありません。
だからこの記事では、使ったふりをして「電話が○本来ました」とは書きません。公式情報を確認したうえで、申し込む前の私自身が気になったことを一つずつ整理します。
無料査定そのものより怖いのは、「何が起きるか分からないまま申し込むこと」でした。
この記事を読み終わる頃には、「今の自分は一括査定を使ったほうがいいのか」「まだ使わなくていいのか」が判断しやすくなるはずです。
※この記事には、関連サービスへの導線があります。広告掲載の考え方は「広告・アフィリエイトについて」にまとめています。
先に答えだけ
- 売却を検討している人向けの不動産査定は、無料で利用できるサービスが多い
- 一括査定は、選んだ複数の不動産会社へまとめて査定を依頼する仕組み
- 複数社を選べば、それぞれの会社から連絡が来る可能性がある
- 査定を取っても、その会社と必ず媒介契約する必要はない
- 電話が不安なら、最初から依頼する会社数を絞ったほうが気持ちは楽
- 査定額の高さより、担当者の説明と販売案を比べたほうがいい
家の査定は本当に無料?
まず、一番気になるところから。
不動産の売却を検討している人向けの査定は、無料で提供されているサービスがあります。
たとえばHOME4Uは公式FAQで、売却を検討している人の不動産査定について「無料で査定依頼サービスを利用できる」と案内しています。
無料なのは、不動産会社にとって査定が「売却を任せてもらうための入口」だからです。
査定をお願いした時点で仲介手数料が発生するわけではありません。実際に売却を依頼し、売買契約が成立した後に仲介手数料が関係してきます。
私なら、ここで「無料だからとりあえず10社に聞こう」とはしません。
無料でも、連絡を受けて説明を聞く時間は必要です。比較できる数に絞ります。
他社の査定を取るか迷っている方へ
私が一括査定を「高い査定額探し」ではなく、担当者と販売戦略を比べるためにどう使うかはこちらにまとめています。
一括査定を申し込むと、電話が大量に来る?
ここが一番怖い人は多いと思います。
一括査定は、1回の入力で複数の不動産会社へ査定依頼を送る仕組みです。
3社へ依頼すれば3社、6社へ依頼すれば最大6社から、それぞれ連絡が来る可能性があります。
HOME4Uは最大6社まで選択でき、公式サイトには「依頼した会社以外からの連絡は一切ありません」と明記されています。また、「たくさんの企業から連絡がきても困る」という利用者を考え、最大6社という上限を設けたと説明しています。
なので、「一括査定に登録したら、関係のない何十社から電話が来る」という仕組みではありません。
ただ、選んだ会社が複数あれば、それぞれが査定のために連絡するので、短い時間に何件か重なることは考えておいたほうがよさそうです。
私は電話が何本も続くのが得意ではないので、最初は2〜3社に絞るつもりです。
電話が不安なら、最初から6社全部を選ばなくていい
最大6社だから、6社選ばないと損。
私はそうは思いません。
2〜3社でも、会社による考え方の違いは見えます。
むしろ、全社の説明をきちんと聞いて比較したいなら、最初から自分が対応できる数にしておくほうが楽です。
査定を依頼すると、必ず訪問される?
不動産査定には、物件情報や周辺相場などから算出する簡易査定(机上査定)と、担当者が実際に物件を見て査定する訪問査定があります。
HOME4Uの公式FAQでも、この2つの違いが案内されています。
今すぐ家に来てもらうのは困る、という人は、査定方法を確認してから進めたほうがいいです。
ただ、本気で売却先を決める段階では、私は訪問査定も受けると思います。
私の家も、写真や数字だけでは分からないところがあります。道路条件、室内の状態、駐車場、日当たり。最終的な販売提案を聞くなら、現地を見てもらったほうが話は具体的になります。
査定してもらったら、その会社に売却を頼まないといけない?
査定を受けたからといって、その会社と必ず媒介契約を結ぶ必要はありません。
ここはかなり大事です。
一括査定は、売却先を決める前に複数の会社の査定や提案を聞くためのサービスです。
私は今の会社を変える前提で査定を取りたいわけではありません。
他社の話を聞いてみて、結局いまの三井のリハウスの提案が一番良いと思えば、継続でもいいと考えています。
「査定を頼んだから断りにくい」と考えず、説明を聞いてから決めればいいと思っています。
電話が来たら、私は最初にこの6つを伝える
何社かに査定を頼むなら、最初の電話で同じ内容を伝えます。
- 現在3,490万円で売却中
- 3,640万円から3回価格を下げている
- 数か月で内覧2件
- 専属専任の契約満了後を検討している
- 高い査定額より販売方法を聞きたい
- 連絡可能な時間帯を先に伝える
これを最初に言っておけば、「とにかく高い査定額を出して契約を取りたい会社」と、「現状を見て具体策を話してくれる会社」の違いも少し見えそうです。
こんな人は、一括査定を申し込む前に少し待ってもいい
- 売る予定がまったくなく、興味本位で価格だけ知りたい
- 複数社から連絡が来ること自体がかなり負担
- 今の不動産会社に十分満足していて、他社比較の必要を感じない
- 家族内で売却するかどうかがまだ決まっていない
査定は無料でも、会社とのやり取りには時間を使います。
「売るかもしれない」から一歩進んで、「会社を比較したい」と思ったタイミングで使うほうが、私は有効に使えそうだと感じています。
逆に、今すぐ他社の査定を聞いてもいいと思う人
- 今の査定額が妥当なのか不安
- 家がなかなか売れない
- 値下げばかり続いている
- 今の担当者から次の提案が出ない
- 専任・専属専任の契約満了が近い
- 大手だけでなく地域密着型の会社の意見も聞きたい
私はこの中のいくつかに当てはまっています。
だから、今は他社比較をしてもいい時期だと思っています。
私は「一番高い査定額」より「今の家をどう売るか」を聞きたい
一括査定を使うなら、サービスごとの違いと、会社をどう絞るかを先に知っておくと迷いにくいです。
HOME4U・イエウール・リビンマッチの違いと、私なら何社へ依頼するかをまとめています。
申し込む前に決めておくと楽なこと
「実際の申込み画面では何を入力するの?」まで確認したい方は、一括査定の入力項目・準備するもの・査定後の断り方をまとめた記事へ進んでください。
- 何社まで話を聞くか
私は2〜3社から始めます。 - 売却時期
急いでいるのか、価格を優先したいのか。 - 今の希望価格
査定額に引っ張られないため、自分の希望も整理します。 - 電話に出られる時間
仕事中に連絡が続くのを避けるため、伝えられるなら先に伝えます。 - 各社に同じ質問をする
比較しやすくなります。
査定会社に聞く質問は、この5つでいい
- 今の3,490万円をどう見ますか?
- この価格を変えずにできることはありますか?
- 今の掲載写真で直したほうがいいところはありますか?
- この地域で戸建てを探しているのはどんな人ですか?
- 最初の1か月で何をしますか?
私はこの答えを聞いて、担当者を比べます。
査定額が50万円高い会社より、「写真をこう撮り直して、最初の2週間はこの層へこう見せます」と話す担当者のほうが、今の私には気になります。
よくある質問
Q.家の査定だけなら本当に0円ですか?
売却を検討する人向けの無料査定サービスでは、査定依頼自体は無料です。HOME4Uも公式FAQで無料と案内しています。ただし、各サービスの利用条件は申込み前に公式サイトで確認してください。
Q.6社選んだら6社から電話が来ますか?
選んだ各社から査定や物件確認のために連絡が来る可能性があります。連絡負担が気になるなら、最初から2〜3社など対応できる数に絞る方法があります。
Q.査定を取ったあと断ってもいいですか?
査定を受けたからといって、その会社と媒介契約を結ばなければならないわけではありません。説明を比較してから依頼先を決めます。
Q.今の不動産会社と契約中でも査定していいですか?
現在の専任・専属専任契約中は、他社へ同時に売却を依頼できない制約があります。契約満了後の候補探しとして情報収集をする場合でも、今の媒介契約の内容を確認してから進めるのが安心です。
まとめ|無料かどうかより「申し込んだ後に何が起きるか」を知っておけば怖くない
私が一括査定の申込み前に気になったのは、査定額より電話でした。
何社から連絡が来るのか。
断りにくくならないか。
訪問まで受けないといけないのか。
そこが分からないから、ボタンを押しにくい。
調べてみると、少なくとも私が確認したHOME4Uでは、査定は無料、最大6社、依頼した会社以外からの連絡はないと案内されています。
それなら私は、6社全部ではなく2〜3社。
同じ質問をして、査定額ではなく担当者の答えを比べます。
今の会社を続けるか迷っている私にとって、一括査定は「今の会社を辞めるためのサービス」ではありません。
今の会社を続ける判断にも使える、比較材料を増やすためのもの。
私はそう考えています。
次に読むなら
「じゃあ、どの一括査定を使えばいい?」まで知りたい方は、3サービスの違いと私ならどう使うかをまとめた記事へ進んでください。
参考情報
・HOME4U「不動産査定について よくあるご質問」
・HOME4U「不動産一括査定・不動産売却」
・HOME4U「はじめての方へ」
※筆者はこの記事公開時点で一括査定サービスへの申込み前です。実際に利用していないサービスについて、利用体験のような表現はしていません。サービス内容は変更されることがあるため、申込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
