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この記事の結論
聞けます。専任・専属専任の契約でできないのは、「ほかの会社に重ねて仲介を依頼すること」です。ほかの会社に査定額や売り方の意見を聞くことは、それとは別です。守ることは3つあります。
- 売却中であること、契約の種類、満了の時期を最初に伝える
- 契約期間中は、新しい媒介契約を結ばない
- 先に自分の媒介契約書を読み、特別な取り決めがないか確認する
満了後の依頼先候補を探す:HOME4U公式サイトで無料査定申込み時に、他社と契約して売却中であることを伝えてください。運営者はHOME4U未利用です。
この記事の目次
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売主メモ(この記事を書いている私の状況)
私は他社の査定を取らず、三井のリハウス1社の説明だけを聞いて、専属専任で契約しました。売り出して5か月、値下げ3回、内覧は2件です。比べる相手がいないまま、ここまで来ました。契約満了を前に、初めて他社の話を聞こうとしています。この記事は、その前に確認したことの整理です。
契約中に「できること」と「できないこと」
国土交通省の標準媒介契約約款では、専任・専属専任の売主に、次のような制限があります。
| できない | ほかの不動産会社に、重ねて売買の仲介を依頼すること(専任・専属専任の両方) |
|---|---|
| できない | 自分で見つけた買主と、不動産会社を通さずに契約すること(専属専任のみ) |
| できる | ほかの会社に、査定額や売り方の意見を聞くこと |
| できる | 満了後の依頼先の候補として、ほかの会社と面談すること |
| できる | いまの会社に、売り方の改善や次の計画の説明を求めること |
ここを越えると違約になる
契約期間中に、ほかの会社の仲介で売買契約を結ぶと、標準約款では約定報酬額に相当する違約金を請求されることがあります。ほかの会社に広告を出してもらう、販売活動を始めてもらう、といった依頼は、いまの契約が終わるまでしないでください。
国土交通省「標準媒介契約約款」による(確認日:2026年10月8日)。不動産会社によっては、独自の取り決めが加えられている場合があります。必ずご自身の媒介契約書を確認してください。
申し込むときに、最初に伝える3つのこと
ほかの会社に相談するとき、売却中であることは隠さずに伝えます。隠して話を進めると、相手の会社も正しい提案ができません。
- いま、ほかの会社と契約して売却中であること(専任か、専属専任か)
- 契約が満了する時期
- 知りたいこと:満了後に任せるなら、この家をどう売るか
一括査定サービスを使う場合は、申込みフォームの要望欄や備考欄に書きます。たとえば、次のような文面です。
「現在、他社と専属専任媒介で売却中です。契約は◯月に満了します。満了後の依頼先を検討しており、現在の売出価格と売り方について、ご意見を伺いたいです。」
売却中の物件にどこまで対応するかは、会社によって違います。契約期間中は具体的な提案を控える会社もあります。それで構いません。先に伝えておけば、対応できる会社だけが連絡をくれます。
売主メモ(私の場合)
私はまだ、ほかの会社への申込みをしていません。申し込むときは、「3,640万円で始めて、いまは3,490万円。5か月で内覧2件です」と、いまの数字をそのまま伝えるつもりです。
他社に聞くのは、査定額より「売り方」
すでに売り出している家の場合、査定額そのものより、「あなたなら、何を変えますか」の答えに価値があります。私なら、まず次の3つを聞きます。
- いまの売出価格を、どう見ますか?
- 価格を変えずに、できることはありますか?
- 任せた場合、最初の1か月で具体的に何をしますか?
答えが「価格を下げましょう」だけなら、いまの会社と変わりません。写真、紹介文、想定する買主、広告の出し方まで話が出るかどうかを見ます。回答を並べて比べるときは、3社の提案を比べるチェック表が使えます。
「うちなら高く売れます」に注意する
売れない期間が続くと、「もっと高く売ってくれる会社があるのでは」と考えたくなります。だからこそ、高い査定額には注意がいります。
査定額は、その価格で売れるという保証ではありません。私自身、査定額より高い価格で売り出して、3回見直しています。高い数字を出してくれた会社ではなく、その数字の根拠を説明できる会社を探します。
- 査定額の根拠になった成約事例を、具体的に見せてもらう
- 「いまの価格で売れていない理由」を、どう説明するかを聞く
- 査定額の高さだけで、その場で依頼を決めない
いまの担当者には、先に次の計画を聞く
ほかの会社の話を聞く前に、いまの担当者へ「次の3か月で、何を変えますか」と聞いておくと、比べる軸ができます。いまの会社の計画がいちばん納得できるなら、続ける選択も十分にあります。
標準媒介契約約款には、ほかの会社に意見を聞くことを禁じる条項も、その報告を求める条項もありません。ご自身の契約書に特別な取り決めがなければ、伝えるかどうかは担当者との関係を見て決めれば足ります。
売主メモ(私の場合)
三井のリハウスには、査定や競合調査、アクセス数の報告など、良いと感じている点があります。会社を変えること自体が目的ではありません。続ける判断も含めて、比べる材料を増やしたいと考えています。
聞いたあとの結論は3つ
| 続ける | いまの会社の計画がいちばん具体的だった場合。満了時に、売主から更新を申し出ます |
|---|---|
| 条件を変えて続ける | 会社は同じまま、売り方や契約の種類を見直す場合。満了時に相談できます |
| 満了で変える | ほかの会社の提案のほうが納得できた場合。更新を申し出なければ、契約は満了で終わります |
会社を変えるときの注意
標準約款では、いまの会社から紹介された買主と、その会社を通さずに契約すると、満了後2年以内は報酬を請求されることがあります。会社を変える場合は、これまでに紹介された方の扱いを、新しい会社にも伝えておいてください。
更新を決める前に
満了後の候補になる会社を、2〜3社そろえる
- 査定は無料。査定だけで終わってもOK
- 依頼する会社は、候補を見てから自分で選べる(最大6社)
- 要望欄に「他社と契約して売却中・◯月満了」と書く
運営者はHOME4U未利用です。公式情報を確認して掲載しています。
大手への直接相談・ほかのサービスとも比べる →よくある質問
一括査定は、売却中の家でも使える?
対応は、サービスや不動産会社によって違います。私は未利用のため、確認できているのは公式情報の範囲です。申込み時に「他社と契約して売却中」と書き、対応できる会社とだけ話を進めてください。申込みの流れと入力の準備
契約期間の途中で、会社を変えられる?
標準約款では、不動産会社が義務を果たさない場合、期間を定めて催告したうえで解除できます。売主の都合で解除する場合は、それまでにかかった費用を請求されることがあります。満了まで待てるなら、満了を区切りにするほうが安全です。
満了したら、すぐ別の会社と契約していい?
更新しなければ、契約は満了日で終わります。新しい媒介契約は、満了日のあとに結んでください。満了日は媒介契約書に書かれています。
何社くらいに聞けばいい?
私は2〜3社で足りると考えています。多すぎると、連絡の対応だけで負担になります。査定は何社に頼む?
まとめ
- 契約中にできないのは、重ねて仲介を依頼すること。意見を聞くことは別
- 売却中であること・契約の種類・満了時期を、最初に伝える
- 聞くのは査定額より「何を変えるか」。高い数字には根拠を求める
満了後の依頼先候補を探す:HOME4U公式サイトで無料査定専任・専属専任で売却中の方は、先に現在の契約内容をご確認ください。
参考情報
・国土交通省「標準媒介契約約款」
※契約の解除・違約金・費用の扱いは、契約内容と事情によって異なります。判断に迷う場合は、媒介契約書を手元に置いて、宅地建物取引業の相談窓口や専門家に確認してください。三井のリハウスや担当者に関する記載は、筆者個人の売却活動における経験です。
